足首の痛み

足首を捻挫した経験は誰もが一度はあるものですが、痛みが引いても関節のゆがみに悩まされているという方も少なくないのではないでしょうか。足首の関節は全ての体重を支える必要があります。多くの靱帯で固められているとはいえ、強い負荷がかかるとゆがみが生じやすいのです。そこで今回は、足首の痛みに関する原因や対処法、さらに予防策についてご紹介します。

足首の痛みに悩んでいませんか？

足関節捻挫

足首に痛みが起こる原因としてもっともポピュラーなのが足関節捻挫です。基本的には、足首を内側にひねってしまうことで生じるケースがほとんどです。ひねった拍子に、靭帯が切れたり傷ついたりすることで、外くるぶしの前や下部分に腫れや痛みが生じます。靭帯が伸びた状態・一部切れてしまった状態・完全に切れた状態に分けられ、その状態によって対処法が異なります。

基本的には、アイシングをしながらギプスによる固定を行い安静に過ごすという対処が多いようです。また、症状の程度によっては、服薬・運動リハビリテーション・ストレッチ・筋肉トレーニングなども取り入れられます。

扁平足

内側のくるぶしが痛むという場合には、扁平足が原因である可能性も考えられます。扁平足とは、足の裏の土踏まずがなくなり、平たい状態になってしまうというものです。これは、足の筋肉が低下したり、足に合わない靴を履いていたりすることが原因で発症するといわれています。

内側のくるぶしや足裏が痛いという症状のほかにも、タコができやすい、足が疲れやすい、歩きにくく感じるという症状も見られるでしょう。基本的な対処法としては、インソールなどの装具を活用した治療法や、リハビリトレーニングが用いられます。

痛風

足首の痛みは、通風が原因で起こることもあります。痛風とは、尿酸が体の外に排出されず、体内に溜まってしまい発症する病気です。とくに、過度な飲酒を続けたり、暴飲暴食によりプリン体を摂取しすぎたりしてしまうと発症しやすくなります。足首全体が痛む、アキレス腱や足の甲が痛む、指の付け根が痛むなど、その症状は人によってさまざまです。

痛風の痛みは、炎症が起きて数日でおさまりますが、放置しておくと再度発作が起きるという特徴があります。内服薬を服用したり、生活習慣を改善したりしながら痛風発作を予防することが大切です。

蜂窩織炎

蜂窩織炎とは、傷口から細菌が感染し、足首の表面・内部がズキズキと痛む病気です。皮膚の傷口から感染するため、掻きこわす癖がある方、ヤケドをした方などが発症しやすいという特徴があります。また、足首の痛みだけでなく、発熱や倦怠感、悪寒を感じることもあるでしょう。

関節リウマチ

症状が左右対象にあらわれているという場合には、関節リウマチの疑いがあります。関節リウマチの詳しい原因についてはまだ解明されていませんが、タバコや歯周病などが関連しているのではないかといわれています。とくに中高年の女性に多い病気で、足首や手首などが動かしにくくなったり、腫れぼったくなったりするのです。そのまま放置していると関節が大きなダメージを受けて動かなくなってしまう可能性もあるため、早めに治療を受けることが大切です。

足首の痛みを予防しよう

ここでは、足首の痛みを予防するための方法についてご紹介します。

日常生活を見直す

日常で普段何気なく行っている行動が足首に負担をかけている可能性があります。長時間の正座、エアコンなどの冷房に直接あたる、肥満体型であるという場合には、足首に負担をかけてしまうため注意が必要です。

ストレッチを行う

普段からストレッチを行い、足首付近の筋肉をほぐしてあげることで、より負担を軽減できます。足首を回転させたり、足首を外側に倒して足首を回したりしてみましょう。膝や太もものストレッチなども同時に行うと効果的です。

まとめ

今回は、足首の痛みの原因として考えられるものや、その予防法について詳しくご紹介しました。足首のゆがみが残っていると足首の痛みが出たり、歩き方のバランスが崩れたりし、膝や股関節を痛める原因になります。足首に痛みがある場合は、早急に足首の関節を調整するようにしましょう。

都立大学駅より徒歩30秒のところにあります「グーグ腰痛整体院」では、2段階調整で足首の関節につながる靱帯や筋肉を緩め、関節を調整して痛みの改善を目指していきます。痛みや違和感にお悩みの方は、お電話・メールにてお気軽にお問い合わせください。